2023.02.15
その他事業
2023.02.15
その他事業
今回はTikTok運用事業部 責任者の大城さんへのインタビューです。
(インタビュアーはインターンの嶋屋です)
TikTok運用事業を立ち上げたきっかけから、事業の特徴までを聞いてみました。
いくつかあるSNSの中でも、なぜTikTokなのかと思う方が多いと思います。
はじめのきっかけは、弊社の実体験からです。
私たちはこれまでWEBマーケティングで企業様のさまざまな課題を解決してきました。
例えば、
・ホームページを制作してブランディングしたい
・広告を流して商品販売したい
・公式LINEを構築してリピーターを増やしたい
など、この手の課題はいくつかの解決策があり難しい問題ではありません。しかし、これまで私たちが携わった企業の7割程度が共通して抱えていた課題が「人材を採用したい」でした。
1名採用するのに必要なコストを試算しても、結果的にはインディードやリクルートさんなどの媒体を使った方が安くなることが多く、私たちにできることは正直ほとんどない歯痒い気持ちでした。
しかし、なぜ多くの企業が媒体を活用していないのか?実際に企業様から話を聞く中で、次のような問題が見えてきました。
・コストが高い
・人材ミスマッチのリスク
・資産性のない広告費用
多くの企業が抱えている課題ながらも、解決策を見つけ出せない状況でした。
ある日、友人のインフルエンサーが会話の中で、「TikTokをなんとなく投稿していたら仕事仲間が見つかった」という会話があり、その時にこれは採用で活用したら面白いと思い、事業として始めることを決めました。
なぜ採用においてTikTokが良いと思ったか、その理由は、写真よりも動画の方が”リアル”が伝わり、ターゲット層も20代〜30代と採用市場で最もニーズのある層だからです。
「TikTok」と聞くと皆さんどのような印象をお持ちでしょうか?
若い人が試聴していて、ダンス動画やエンタメ動画ばかり流れているというイメージをお持ちの方も多いかと思います。しかし現実は違います。
こちらのデータをご覧ください。
TikTokは2020年世界で最もダウンロードされたアプリであるほか、平均年齢も34歳と実はかなり高くなってきているのです。そしてこの平均年齢の数値はまだ上昇していくことが予想されています。
その根拠としては、過去のインスタグラムも同じ現象が起きたからです。初めは若い子が使っているアプリで、流行り廃りで1年くらいだけでしょと言われていながら5年たった今でも多くのユーザーが利用しているSNSになっています。この理由は明確で、流行りのツールから便利なツールになっているからです。
例えば、
・おしゃれなカフェを探す時
・美容院を探す時
・気になる駅の近くでアパートを探すとき
・便利グッズを探すとき
このように生活の中での情報収集として活用されています。
TikTokを中心としたショート動画が今世界で注目されています。その証拠として、
YouTube → YouTube short
インスタ → リール
LINE → LIVE VOOM
とどのプラットフォームもショート動画に力を入れており、Youtubeのような収益化も開始しています。
ショート動画市場が伸びている背景としては、人々の限られた時間に対して、最大限の情報量を取得したいというニーズがマッチしているからだと思います。ちなみに、アメリカではAmazonの中でショート動画が見れるようになっており、その動画で購買率が促進しているとの
データも出ているそうです。
私は、このショート動画市場が今後も大きくなることに確信を持っており、その中心を走っているTikTokをマーケティングで活用することで、新しい価値を創造したいと考えています。
TikTokでは、YouTubeのように広告収益機能がないため、クリエイターもマネタイズに困っている状態でした。しかし、アメリカでは2022年からTikTokの収益化が開始され、日本でも2023年のどこかで開始されると言われています。
これがTikTokに多くのクリエイターや企業が参入してくるタイミングになると言われており、当然、それに伴って視聴するユーザーも増えていきます。
私の見解として、この収益化の前にTikTokを始めることがチャンスだと考えており、その理由はお金をかけて参入してくる後発組が入る前の方が、フォロワー数を獲得しやすいからです。
検討されている企業様に対しては、ぜひこれを伝えていきたいです。
TikTokを活用してできることとしては、は、採用や集客で幅広く活用でき、実際に運用している企業も増えてきていますが、その中でも私が一番注目しているのが「TikTokによる採用」です。
実際に私たちは『TikTokを活用して自社の採用メディアを持ちましょう』というようなサービスを提供しています。実際には、私たちが企画作成、撮影、編集、投稿、分析までまるっと代行するサービスです。
採用までのステップは基本的に、
認知
↓
興味
↓
ファン化
↓
情報
↓
採用アクション
という流れです。
この辺の具体的なお話はサービスページや資料で確認してみてください。
TikTok運用支援事業では2名のインターン生が活躍しています。
彼らは若い世代ならではの視点で動画企画ができたり、最新の視聴者のリアルな動向をキャッチアップするスピードも速いので、インターン生が強みを活かしやすい環境だなと思っています。
私たちは『人×ITで新しい価値を創造する』というミッションのもと、常に新しいことに挑戦していきたいと考えています。TikTok運用支援という領域はまだこれからできていく市場で、まずはこの業界で一番を目指していきます。
また、ショート動画市場はしばらく成長していくことが予想されるため、TikTokに限らず今後出てくる新しいプラットフォームでも先人を切って挑戦し、新しい価値を創造していきたいと考えています。
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